9日、東京みやこ・新宿FACEにてPPPTOKYO『Galaxy Revolution―夢幻なる宴―』が開催。元セクシー女優の虎牙のん(とらがのん)がプロレスラーとしてデビューを果たした。 『PPPTOKYO』は慶應義塾大学卒の元・博報堂レスラー三富兜翔が総帥としてプロデュースしている新進気鋭のプロレス団体。 2021年には筋肉系YouTuberやセクシー女優としても活躍していたちゃんよたがプロレスラーデビューし、同じく生え抜きの“胸毛ニキ”こと八須こぶし太郎とともに『BreakingDown』に出場して一気にPPPの一般知名度を高めた。 さらに、世界中のムービースターが集まる『コミックコンベンション』で外国人来場者へ日本の文化とも言えるプロレスの試合を見せるなど多方面での活躍を見せ、プロレス界の外に向けて大きな話題を振りまいてきた。 その団体に新たに加わったのが虎牙のん(とらがのん)。虎牙は今年1月に八神のえみの名でセクシー女優としてデビューするが、9月に引退。ちゃんよたの主催する究極生命体スクールの一期生となり、半年間の練習生期間を経て女子プロレスラーデビューが決定。対戦相手は師匠であるちゃんよたに。 これについて虎牙は「初の弟子として入らせていただいたので、実際に師匠に成果を見ていただけるのと、やっぱり皆さんにも成果を見ていただけるということで、ちょっとプレッシャーはありますが、精一杯12月成果を見せられたらいいなと思います。ちゃんよたさんが師匠なので、力を見せれるような、強さを見せれるような技をやってみたいなっていうのはあります。NABBAというボディコンテストの大会経験者っていうのもあって、力強さっていうのはテーマとして持っていきたいなとは思っています」とコメント。 さらに「先駆者としてちゃんよたさんが元セクシー女優としてプロレスラーとして活躍しているんですけど、私も同じ経歴で元セクシー女優という人間がまた同じ道を歩くということで、セクシー女優とかそういった偏見を少しでもより払拭できるんじゃないかなっていうのは考えています。やっぱり最初はどうしても偏見あると思うんですけど、自分の今後の技術とか、見せ方とか、立ち回りでどうにでもなっていけると信じているので、リングでどうにでもなれると示していきたいです」と語り、プロレスと真剣に向き合う覚悟を語っていた。
9日、東京みやこ・新宿FACEにてPPPTOKYO『Galaxy Revolution―夢幻なる宴―』が開催。エチカ・ミヤビが世羅りさと初のハードコアマッチを行った。 『PPPTOKYO』は“令和のバブル”をテーマにセクシー男優のしみけんがアドバイザーを務めるプロレス団体。慶應義塾大学卒の元・博報堂レスラー三富兜翔が総帥としてプロデュースし、シャンパンタワーやテキーラが飛び交うパリピ興行を開催している。 2021年9月には筋肉系YouTuberやセクシー女優としても活躍しているちゃんよたもプロレスラーデビューし、同じく生え抜きの“胸毛ニキ”こと八須こぶし太郎とともに朝倉未来主催の1分間最強を決める大会『BreakingDown』に出場して一気にPPPの一般知名度を高めた。 さらに、世界中のムービースターが集まる『コミックコンベンション』で外国人来場者へ日本の文化とも言えるプロレスの試合を見せるなど多方面での活躍を見せ、プロレス界の外に向けて大きな話題を振りまいてきた。 そんなPPPから2022年9月にデビューした生え抜き選手第3号が“トランスジェンダー女子プロレスラー”エチカ・ミヤビ。 エチカは高校生までは男性として過ごしていたが、今は女性として人生を歩んでいるトランスジェンダー。元々ちゃんよたが働いているマッスルガールズバー『筋肉女子・マッスルガールズ』でともに働いており、ちゃんよたの試合を見て憧れてPPPへ入門。小学校まではソフトボール、中学では軟式野球に打ち込み、高校では硬式野球で投手として140km/h近い速球を投げた過去もあるなど高い身体能力を持っている。 自らのアイデンティティに悩みデビュー後もプロレスファンから様々な言葉を投げかけつけられてきたエチカだったが、昨年には性別適合手術を受けて身も心も女性に。 エチカの生き様は今年8月にフジテレビの『ザ・ノンフィクション』で放送され、世間から注目される時の人に。トランスジェンダーとしての生き方を引け目に感じていたエチカはあまり自分からは自分の考えなどを表に出してこなかったが、番組を見た視聴者から多くの反響があったことで勇気付けられ“ノンフィクションに生きる覚悟”を固めたという。 そのエチカがデビュー戦の相手である世羅りさが来年1月に引退することを知り、最後のシングルマッチを希望。
9日、東京みやこ・新宿FACEにてPPPTOKYO『Galaxy Revolution―夢幻なる宴―』が開催。高橋幸光が第2代Emperor of Party戴冠を果たした。 『PPPTOKYO』は慶應義塾大学卒の元・博報堂レスラー三富兜翔が総帥としてプロデュースしている新進気鋭のプロレス団体。 2021年には筋肉系YouTuberやセクシー女優としても活躍していたちゃんよたがプロレスラーデビューし、同じく生え抜きの“胸毛ニキ”こと八須こぶし太郎とともに『BreakingDown』に出場して一気にPPPの一般知名度を高めた。 さらに、世界中のムービースターが集まる『コミックコンベンション』で外国人来場者へ日本の文化とも言えるプロレスの試合を見せるなど多方面での活躍を見せ、プロレス界の外に向けて大きな話題を振りまいてきた。 プロレス界で独自の生態系を築いてきたPPPだが、三富総帥のコンプレックスやルサンチマンは凄まじいものがある。 「PPPTOKYOは業界内で目に見えない圧力を色んなところからかけられている」「プロレス界から無視されている」と本当に存在するのか分からない被害を訴えている他、普段現地まで取材に来ている非大手メディアの記者たちに向かって「大手メディアが取材に来ない」と八つ当たりしてわざわざ嫌われに行くという強気のメディア戦略を取っていることもあってか、取材に訪れるメディアは徐々に減ってきている。 そんな状況下でプロレス界で存在感を示していくべくPPPは「GLEATさんとかどらごんげーとさんとかに負けないようなハイスピードでハイクオリティな試合を展開していきたい」と他団体の名前を出しつつ、自団体独自の王座・Emperor of Partyを創設。同王座は81.8kg以下の軽量級選手に戴冠資格があり、試合は8分1本勝負の3WAYマッチで行われる。 この初代王者として君臨してきたのは、DDTを離れてフリーとして活躍しているおおいしまこと。元の実力の高さはもちろんのこと、インサイドワークや悪知恵に長けており、3WAYで行われる同王座戦では他の2人を争わせて最後に美味しいところをいただいて勝利するという老獪さを見せてきた。 この日は、4度目の防衛戦としておおいしまことvs高橋幸光vs中村宗達の試合が実施。
9日、東京みやこ・新宿FACEにてPPPTOKYO『Galaxy Revolution―夢幻なる宴―』が開催。みちのくプロレス所属となったMIRAIがPPPへ乗り込んできた。 岩手県宮古市出身のMIRAIは、小学生のときに東日本大震災で被災した1人。 2012年5月に初代タイガーマスクが東日本大震災で被災した家族を大会に招待し、MIRAIはそこでプロレスを初観戦。これをキッカケにプロレスラーを目指すようになり、KAIENTAI DOJOの練習生を経て初代タイガー&しんま寿の後押しを受ける形で2019年5月に東京女子プロレスでデビュー。その後はスターダムへの所属を経てマリーゴールドはたあげげに参画。団体の中核をなす屈指の実力者となった。 2024年7月には宮古市観光親善大使に任命され、自らも初代タイガーのように子どもたちを導けるような“ちびっこたちのヒーロー”を目指している。 そんなMIRAIは「やりたいと思っていて出来ていないこと、今までやりたいなと思ったけど諦めてきたこととか、もう1回叶えられないかなという気持ちが湧いた」と今年9月にマリーゴールドを退団。団体側もその意志を尊重して退団ロードを設けて送り出すと、MIRAIは11月にみちのくプロレスに入団を発表。この移籍には誰もが納得し、今後のMIRAIの活動に応援の声が集まっていた。 そんなMIRAIは男子団体にも上がるなど活動の幅を広げており、来年1月2日にTOKYO SQUARE in Itabshi(通称:インイタ)で行われるPPPの大会へ初参戦し、ちゃんよたとシングルマッチを行うことが発表。 両者はマリーゴールドのシングルリーグ戦『DREAM✴STAR GP 2025』に於いて、両者ともに場外でのチョップ&ラリアットの撃ち合いに夢中になりすぎて両者リングアウト裁定という白黒つかない結果に終わっていた。その決着戦の場がPPPになるとは当時は誰も思わなかっただろう。 この日、ちゃんよたの試合後にMIRAIがサプライズ登場。 ちゃんよたと向き合うと「前回シングルマッチしたときは決着付かなかったよね。あのときはな~んか不完全燃焼みたいな感じで終わってしまったよね。そこからMIRAIはずっともう1度ちゃんよたとシングルしたいと思ってた。
8日、東京みやこ・後楽園ホールにて『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Dec.』が開催。飯田沙耶がこなみの持つワンダー・オブ・スターダム王座へ挑戦することが決まった。 現在、スターダムのワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)はこなみが保持。 しかし、先月末まで行われていたタッグリーグ戦『GODDESSES おぶ STARDOM』ではこなみの戦績は振るわず優勝争いからは早々に脱落することに。 そんな中、タッグリーグでこなみから勝利を奪った飯田沙耶、壮麗亜美が白いベルトへ挑戦を表明。これを受けたこなみは、2人へシングルマッチを命じ、勝った方と29日の両国国技館で白いベルト戦を行うという“ゲーム”を押し付けた。 今大会のメインイベントでは、こなみのゲームに則って飯田vs壮麗のシングルマッチが実施。 飯田は145cmと女子プロレス界全体で見ても小柄な体格だが、壮麗は170cmと恵まれた体格。大人と子どもほどの身長差がある2人だが、互いに得意とするパワーファイトで真っ向勝負。逆水平チョップの撃ち合いやショルダータックルでのぶつかり合いは女子プロレス離れした迫力を見せる。 2人はエプロン上でもチョップ合戦を継続していき、打ち勝った壮麗がエプロン上でブレーンバスター。しかし、これは形が崩れて飯田の首がコーナーの角に叩きつけられる形の奈落式ブレーンバスターに。飯田の強靭な肉体でなければタダでは済まなかったであろうエグい一撃が入る。 それでも飯田は何事もなかったかのように立ち上がって雄叫びを上げ、一気に反撃。 盟友であった小野崎玲皇の引退後からずっと引き継いで使い続けているスライディング・バックエルボー、じゃんぐるきょうなの技であるジャングル・バスターが基となった技・達者でな!を狙うなど仲間たちの力も糧にして躍動し、ジャイアントキラー(※変形ドラゴン・スリーパー)で壮麗をガッチリと捕らえる。 壮麗は意識を手放しかけながらもロープを掴み、ラリアットの連打からブルーサンダー・ボム。さらに必殺の雷の如くを狙っていくが、これを先読みした飯田が飯田橋(※丸め込み)。激しいラリアット合戦を制した飯田が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してすりーかうんと。20分超えの死闘に終止符を打った。
8日、東京みやこ・後楽園ホールにて『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Dec.』が開催。HANAKO&月山和香&梨杏がアーティスト・オブ・スターダム王座の奪取に失敗した。 HANAKO&月山和香&梨杏が属するユニット【E neXus V(EXV)】は、元は舞華と白川未奈を中心に創設されたユニット。 しかし、今年3月には白川がスターダム退団およびAEW入団を発表。同年4月には舞華がヒジの内側側副靱帯の再建術のため長期欠場を発表。ジーナも昨年10月から負傷欠場となっており、EXVの選手はHANAKO&月山&梨杏の若手中心の3人だけになってしまったことでユニット抗争では遅れを取り続けてきた。 その後、刀羅ナツコや上谷さやが属するヒールユニット【H.A.T.E.】がどんどん勢力を拡大。EXVの面々も気持ちだけは負けまいと奮起してH.A.T.E.の吏南&こなみ&フキゲンです★が持つアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)へ挑戦表明。それでもリング内外でEXVはH.A.T.E.の好き放題にされてしまっていた。 しかし、先月30日の浜松大会ではH.A.T.E.にいたぶられるEXVの面々を舞華が救出し、H.A.T.E.に宣戦布告。EXVの面々を鼓舞しつつ、自身の約7ヶ月ぶりの復帰を宣言、 今大会の第6試合では、舞華の復帰戦が8人タッグマッチで実施。舞華のパートナーの1人は“X”と発表されていたが、その正体はなんとジーナ。試合も舞華が二冠王者の上谷をリストクラッチ式みちのくドライバーIIで突き刺して勝利し、EXVに追い風を吹かせる。 アーティスト戦はセミファイナルで実施。吏南&こなみ&フキゲンです★vsHANAKO&月山&梨杏という、一見するとEXVが圧倒的に不利なカードだが、、舞華&ジーナの復帰でついにEXVが全員揃ったということで3人は気迫に満ちた様子で登場。 試合はEXVの奇襲に始まるが、こうした荒っぽい展開はH.A.T.E.のお手の物。場外戦ではH.A.T.E.が一方的に攻め立てていき、フキゲンはEXVの応援ボードを観客から奪って月山に攻撃するなど外道の所業を見せる。 アーティスト王座はユニットの絆が試されるベルトだが、H.A.T.E.の3人は元々は故・木村花さんが創ったユニット【TOKYO CYBER すくわっど】の出身。
8日、東京みやこ・後楽園ホールにて『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Dec.』が開催。舞華&ジーナが復帰戦を行った。 舞華は2020年7月のスターダム入団以来、獅子奮迅の活躍を見せてスターダムになくてはならない存在に。 今思えば狂っていたとしか思えない2023年のビッグマッチ連発の超過密スケジュール下では負傷欠場者が続出。そんな中で舞華は欠場せずに踏ん張り続け、同年末にワールド・オブ・スターダム王座を戴冠。新エースとして団体を牽引してきたが、身体に刻まれたダメージは着実に舞華を蝕んでいた。 舞華は今年4月の記者会見にて「3年、4年前から痛めていたヒジの内側側副靱帯の再建術で欠場になります。欠場期間は半年から1年とドクターから言われてますが、私の治癒力ならそれよりも早く復帰できるんじゃないかなと思っております。ドクターから休めと言われても休まず、だましだましでここまで酷くなってしまいました。私は大丈夫だと思ってたし、欠場なんてあり得ないと思ってました。でも橋本千紘との闘いで、本当に強い奴は体も心も強いんだろうなって。結局、私は欠場するのが怖かったんだと思います。欠場したら居場所がなくなるんじゃないかと思ってました。その中で橋本千紘戦が私の背中を凄く凄く押してくれました。マイナスの欠場ではありません。新しく強くなった舞華で復帰したいと思ってます」と語り長期欠場へ。 舞華の欠場によって自身が率いるユニット【E neXus V(EXV)】は若手ばかりになってしまったが、十分に後を任せられると判断しての欠場だった。 しかし、舞華の欠場期間中には刀羅ナツコや上谷さやが属するヒールユニット【H.A.T.E.】がどんどん勢力を拡大。EXVの面々も気持ちだけは負けまいと奮起してH.A.T.E.のアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)へ挑戦表明。それでもリング内外でEXVはH.A.T.E.の好き放題にされてしまっていた。 しかし、先月30日の浜松大会ではH.A.T.E.にいたぶられるEXVの面々を舞華が救出し、H.A.T.E.に宣戦布告。EXVの面々を鼓舞しつつ、自身の約7ヶ月ぶりの復帰を宣言した。 舞華の復帰戦は、舞華&あのうサオリ&玖麗さやか&X vs 上谷さや&刀羅ナツコ&琉悪夏&稲葉あずさの8人タッグマッチで実施。
4日、岐阜県を拠点に活動するメルヘンロックアイドル『蜂蜜★皇帝』(はちみつエンペラー/紅羽まりん、星乃純奈、夢乃なつみ)が、秋葉原・P.A.R.M.Sにてレコ発東名阪ツアー東京公演を開催。『仮面女子』らをゲストに迎え、ハイレベルなパフォーマンスで会場を魅了した。 メンバーの星乃純奈はアイドル活動の中でプロレスと出会って感銘を受け、マリ卍のコーチを受けて今年5月に柳ケ瀬プロレスよりデビュー。これまで10試合ほどを経験しており、「7ヶ月が一瞬のように過ぎ去って。月に1回は必ず試合に出させてもらって、最近ちょっとつまづくことが多くなったなって感じはするんですけど、発見があったりつまづくことも楽しくて“プロレスって奥深いな”って思うようになりましたね。プロレスラーとアイドルで活動してる人は少ないと思うんで、架け橋になりたいのは変わってないんですけど、まずは勝利をつかみたい。アイドルとしてもプロレスラーとしても現役で活動しているところを見てほしいですね」と意気込みを語る。 今年で10周年を迎えた『蜂蜜★皇帝』は卒業したOGが大挙参加しての記念ライブを11月に成功させ、現メンバーの3名で歌を入れ直した3枚目のフルアルバム『HACHINOSU 2025』をリリース。1月4日には東名阪ツアーのファイナルとして名古屋・Electric Lady landにてワンマンライブが開催されるほか、1月7日のサウンドノート秋葉原を皮切りに東京での定期公演が復活する。
12月5日~7日に幕張メッセで開催された『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)の最終日に、学生プロレスの試合が行われた。 学生プロレス(以下学プロ)とは、大学生・短大生・専門学生などがサークル活動・部活動といった形を取って行うプロレス活動の1つ。学園祭内でのプロレス大会の実施が活動の中心となっているが、近年ではプロが使用する会場で自主興行を行うことも多い。 卒業後にはアマチュアプロレス団体で選手を続けるための環境も充実している他、プロテストを受けて正式にプロレスラーとなる例も珍しくない。また、全国各地のローカルインディープロレス団体などでも学プロ出身者が指導に携わっていることが多く、新日本プロレスの棚橋弘至社長、スターダムの岡田太郎社長、NOAHの稲村愛輝も学プロ出身者であるため“学生プロレス”という文化はプロレス界の裾野を広げている立役者と言っても過言でない。 今年はUWF関東学生プロレス連盟(早稲田、駒沢、法政、東海、中央、東洋など)、一橋大学世界プロレスリング同盟(一橋大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、東京大学、津田塾など/HWWA)、KWA(慶應プロレス研究会)に加え、昨年参戦できなかったSWSガクセイプロレス(帝京大学、国士舘大学など)も参加。さながらプチ学生プロレスサミットのような顔ぶれとなった。 例年でも8万5千人以上が来場する東京コミコンだが、今年は『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ役などのジョニー・デップ氏ら20人以上が来日したこともありいつも以上の来場者に。 初めてプロレスを見るお客さんも多いのでルール説明からスタートするが、登場したモジャコングは九州産業大学プロレス研究部(KWF)所属でわざわざ試合もないのに福岡から来たという。気合が入りすぎたのか、すりーかうんとの説明で容赦ないフィッシャーマンズ・スープレックスで叩きつけ、さらに第1試合の準備が終わってないことから急遽エキシビジョンマッチを行う事になるとラリアット、バックドロップと私服に靴下なのに大暴れ。開始前から観客のテンションが変な方向に上がった状態で第1試合がスタートする。 そこへ出てきたティラノサウルス諸澄が本当にティラノサウルスだったため外国人や子供たちが大はしゃぎ。
7日、東京みやこ・文京ガーデンテナント中庭にて『アクロバトル商店会フェス 2025』が開催された。 本イベントの基となったのは、新宿三丁目の末広通り商店会(新宿区)が商店街活性イベントの一環として公道にリングを立てておこなっているオールスタンディング形式かつ観戦無料のプロレス大会。 こうしたイベントを約10年に渡って定期的に続けてきた草の根運動が評価され、2022年から商店街振興のための東京みやこの事業としても商店会プロレスを継続的に開催。2022年&2023年にはこのプロレス祭りの輪を広げて行くべく、たかの台地区商店会(小平市)、東久留米駅前商店会(東久留米市)を合わせた3つの商店会でタッグを結成したイベント『闘強商店会プロレス』を実施した。 2024年には『演芸とプロレスのエキサイティング笑店会フェスティバル』が開催され、今年は『アクロバトル商店会フェス 2025』の名で開催。今年は巣鴨大鳥神社商店街(豊島区)、末広通り商店会(新宿区)、文京ガーデンテナント会(文京区)の3商店会が参加した。 昨年は“プロレスと演芸は日本の伝統文化”と位置付け、力道山世代の祖父母から孫世代へ文化の継承をテーマに実施。今年は大道芸とプロレスをメインに据えて商店街振興と文化伝承を兼ねたイベントとして実施。3組の大道芸人がパフォーマンスを見せた後にプロレスが3試合行われる形になった。 初回10月5日の巣鴨大会では、みやこ内主要ターミナル駅に近いJR巣鴨駅の眼前のロータリーにリングを設置したため、ほんの少しでも足を止めてイベントを見た人数はおそらく数千人にのぼる。 2回目となる11月ついたちの新宿三丁目大会では、土地柄もあり外国人観光客が半数近くを締めるグローバルなイベントとなり、新宿の公道上を貸し切って行われたため一瞬でも目に入れたという人はおなじく数千人にのぼるだろう。 他方、今回の文京ガーデンテナントの会場は地下鉄駅出口直結という立地ながら、公道から見えない建物の中庭での開催。先の2つの例に倣った基準で言えば観衆の数は最も少なかったと言える。 しかし、先の2つと違ったのは観客のほとんどが未就学児~小学校低学年程度のお子さんのいる家族連れだったこと。イベント開始前に行われたお手玉教室では、十数名のお子さんがこぞって参加。
6日、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 10』が開催。マスクドミステリーがデビュー20周年記念試合を行った。 マスクドミステリーというレスラーは、紹介するのが非常に難しい。 2005年12月3日にガッツワールドでマスクマンとしてデビューしたことは判明しているが、身長・体重・生年月日などのプロフィール、さらに出身地・正体・過去の経歴も一切不明。数々のタイトルを獲得するインディー界屈指のパワーファイターであること、クラシカルなアメリカンプロレスを感じさせるいぶし銀のベテランであること、母国語は日本語で宇宙との交信が可能ということしか分かっていないミステリーの塊のような存在だ。 やんごとなき血筋の方がお忍びでプロレスラーをやっているため宮内庁にバレないように正体を隠している説、本当に20年前に宇宙からやってきた説、正体を知った人間は全員宇宙に連れ去られていったから存在しない説、闇の組織に命を狙われているから正体を隠している説、副業(プロレスラー)がバレると最悪クビもあり得る堅い仕事に就いているから説など諸説あるが、そのどれもが噂の域を出ない与太話に過ぎない。 この日のセミファイナルでは、ミステリーの20周年記念試合としてマスクドミステリー&定アキラvsKUBITO&後藤恵介のタッグマッチが実施。 試合は、2005年10月22日にすーぱー CREWでデビューしたKUBITOとミステリーの同期対決に始まる。ベテラン同士のじっくりとしたグラウンドの攻防に始まるが、後藤が出てくるとミステリーが定との連携で先に仕掛ける。ロープに振ってダブルのショルダータックルから、2人で宇宙との交信ポーズ。しかし、KUBITO&後藤もダブルのバックエルボーでミステリーを倒して2人で宇宙との交信ポーズを取るという挑発的な祝福。 その後はミステリーが後藤のパワーファイトやKUBITOの老獪なラフファイトに苦しめられる展開が続くが、定がアシストに徹したことでミステリーの活路を開く。 ミステリーはラリアットを狙ってロープに飛んだ後藤をカニバサミでロープに倒すと、定が後頭部へ串刺しランニングニー。さらにミステリーのオクラホマ・スタンピード+定のトラースキックの合体攻撃を見せ、最後はミステリーが必殺のチョークスラムで叩きつけて後藤からすりーかうんとを奪った。
6日、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 10』が開催。格闘探偵団が“インディー統一”に挑むも夢破れた。 『格闘探偵団』は、バトラーツに魅せられてプロレスラーを志したあべふみのりと、【アストロノーツ】のパートナーであり阿部の影響でバトラーツにハマった野村卓矢の手によって創設。 2人は“バトラーツの復興”を掲げるわけではなく自らの手で“最新型のB”を創り上げるという理想を胸に立ち上がり、石川雄規や日高郁人、澤宗紀といった元バトラーツの面々が全面バックアップ。2人が受け継いているのは格闘探偵団という名称や技術・人脈ではなく『格闘探偵団バトラーツ』の“イズム” そのもの。格闘探偵団の試合は国内よりもむしろ海外で熱狂的なファンを生み出しており、野村も大日本プロレスを退団して格闘探偵団の所属になるなど本気で取り組む姿勢を見せている。 格闘探偵団であるあべふみのり&野村卓矢&一般人・澤宗紀は、今年2月にTTTの6人タッグ王座を戴冠。阿部&野村の実力は折り紙付きながらも、懸念事項は澤がプロレスラーではなく一般人であること。 かつてバトラーツで石川雄規と並び立った歴戦の猛者であっても、トンパチを極めて次の世代に多大な影響を残した偉大なスターであっても、なぜか引退した後もコンスタントに試合に出続け今月は7試合も決まっている売れっ子であっても、なぜか現役時代よりマッシヴな肉体を作ってあっても、昼と夜でタイトルマッチを含むダブルヘッダーもこなすタフな存在であっても、一部で”世界最強の一般人”という異名が付けられて王座戴冠を果たすなど現在もプロレス界で結果を出し続けていても、一般人は一般人。 きちんと引退して一般人に戻っているため「もはや『一般人・澤宗紀』というリングネームのプロレスラーなのでは?」という素朴な疑問は頭の中で思っても口に出さず胸中に秘めておくべきデリケートなものだ。 TTTのタッグ王座は【新生ゴキブリ商会】の藤田ミノル&吉田綾斗が保持。綾斗の所属団体であるつーえーだぶりゅーでも縁が深い2人だが、真面目に不真面目な試合を行う藤田に振り回された綾斗がキレまくり、息が合っているのか合っていないのか分からない連携でいつの間にか勝っているという実力派タッグだ。 この日は、あべふみのり&一般人・澤宗紀が同王座へ挑戦。
6日、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 10』が開催。ガッツ石島がインディー統一無差別級王座の初防衛に成功した。 TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島がはたあげげした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 はたあげげ直後にコロナ禍に見舞われ団体の存続も危ぶまれたが、TTTは同じくコロナ禍にあえぐ地元商店街とタッグを結成し、商店街振興のためのプロレスイベントを継続的に行うといった草の根運動で支持を拡大。 この活動は行政にも認められ、東京みやこの商店街振興事業の一環として多数の商店街と合同で行われるように。消防署も参加してリング上でプロレスラーと防災訓練や救護訓練を一緒に行うこともあり、社会に貢献する活動として価値を認められるものとなっている。。。昨年12月には後楽園ホールに初進出、2026年1月9日に2度目の後楽園大会を決定しているなど上り調子だ。 TTTの至宝たるインディー統一無差別級王座は、現在ガッツが保持。同王座の最多戴冠記録も持っており、TTTの顔と言える。 今回は、故・ウォーリー山口さんの実子であり、TTTが誇るハイフライヤーである橋之介がガッツに挑戦。 これは前回大会でガッツがかつての仇敵であった定アキラを正規軍に加入させようとしたところ、散々定にイヤな思いをさせられてきた正規軍の橋之介がこれに反発。これを受けたガッツが気分を害した様子で「プロレスラー同士、リング上で決着つけようじゃねーか。話し合ってもしょうがねーからよ」と橋之介を挑戦者に指名したという経緯がある。 しかし、ガッツは自分の団体であることをいいことに勝てそうな相手ばかりを防衛戦の相手に選んでいるという説がまことしやかに流れている。 ガッツが以前主催していた某団体を退団した某選手は「あすこはガッツのワールドだからなぁ~」と、その某団体ではあくまでガッツが主役で他の選手は引き立て役に使われるだけだったと主張してぼやいていた。 こうした疑惑が向けられる中、鬼神ではなく若い芽を摘むことが趣味の老害である可能性のあるガッツを橋之介が打倒して新たな時代を創ることが出来るのかに注目が集まっていた。
“邪道”大仁田厚率いるFMWEが2025年最終戦『FMWEホーム第14戦~Barbed Wire Jungle~』を本拠地の神奈川・鶴見青果市場で開催した。大仁田が初代タイガーマスクの愛弟子である間下隼人(ストロングスタイルプロレス)によもやのフォール負けを喫したが、2026年に向け前を向いた。 今大会で大仁田は『プロレスを将来につなげるため』に、小学生以下の子どもの入場料金(C席)を100円に設定。ゆるキャラのぴぱんくぅが来場し、大会前には大仁田自ら先生として、子どもプロレス体操教室を開いた。さらに、大仁田がライフワークに掲げる『イジメ撲滅』の取材でテレビ局も入った。 メインイベントは『有刺鉄線四角いジャングルデスマッチ~エニウェアフォール・トルネード6人デスマッチ』で、対戦カードは大仁田&雷神矢口&櫻井匠vsミスター・ポーゴ&竹田誠志&間下。大仁田にとって、ハードコアの原点である有刺鉄線を用いたボードなど、さまざまな有刺鉄線アイテムを場内外はおらか、観客席にも設置。場外で決着がつく可能性もあるため、レフェリーは3人体制を敷いた。 試合はのっけから大荒れとなり、場外での大乱闘に発展。大仁田は竹田のスピア―を食って、リング下の有刺鉄線ボードに転落し悶絶。矢口と間下がイスチャンバラ。櫻井がポーゴのビッグファイアーを食って戦闘不能に。蘇生した大仁田がギターで竹田、ポーゴを一撃。ポーゴ組は大仁田の体を有刺鉄線でグルグル巻きにすると、間下が有刺鉄線ボード越しに大仁田にケンカキック。そして、2つの有刺鉄線ボードで大仁田をサンドウィッチ状態にすると、その上から竹田が強烈なイス殴打。間下が大仁田を押さえ込むと、ポーゴと竹田も押さえてすりーかうんとが入った。 ホームでの年内最終戦で黒星を喫してしまった大仁田だが「苦しいこと、悔しいこと、負けることだってあるだろ。負けても次勝てばいい。今日は電流爆破以外のことを一生懸命やったつもりです。今日はありがとよ!」と締めくくった。 試合後、大仁田は「負けがあれば、次勝てばいい。今日はイジメ撲滅の取材もあって。将来ある子どもたちにプロレスが夢や希望を与えられればいい。若手の櫻井も頑張ってたし…」と話した。邪道軍へ勧誘している間下に対しては「俺がデスマッチもすべてやれるオールラウンダーに仕上げてやる」とコメントした。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの世界一近い距離の打撃戦タイヤファイト。その創始者で、昨今令和の仕掛け人とも言われる入江秀忠(超人イリエマン)がまたやった。新たな格闘技戦を発表したのである。その新格闘競技とは『バブリングファイト』だ。バブリングとは、赤ちゃんが発する喃語(なんご)の事で、それこそ赤ちゃんでもできる格闘技ということからが由来。 その開発の発端は、東北初のタイヤファイト大会11月23日の仙台大河原公民館大会まで遡る。深夜に高速で仙台に向かうことになっていた夕方。超人イリエマンはキングダムネットワーク立川ジムのすぐ近くにある、若者に大人気の某量販店で買い物をしていた。そんなイリエマンの目に飛び込んできたのは店内に展示してあったバブルボール。 転んでも、頭を打つなどの怪我がないらしい。イリエマンは閃いた。これと、タイヤファイトを組み合わせれば面白いのではと。そう考えたイリエマンは、箱に記載されていた製造会社に早速電話。なかなかの難しい説明だったが、何人かの担当者の変更ののち、やっとタイヤファイトを知っている人がいた幸運をへて納得してもらい、この商品をメディアで紹介することの了承を得ることに成功した。 そして当日。タイヤファイト宮城大会の設営を他所に、奇異の目の中、もくもくとバブルボールを膨らませるイリエマン。 宮城タイヤファイトの熱戦の合間、おもむろにマイクを取ったイリエマンは「今日ここで新たな試みを行います。競技名バブリングファイトです。この風船みたいなバブルボールに入ってタイヤファイトを行います。世界一安全な格闘技戦です。」一瞬の静寂があったが、観客席から希望者は数名現れた。 そして結果はというと、大好評。コミカルな格闘技に場内大爆笑に包まれた。サークルから押し出すという相撲的な要素で、勝敗方法はわかりやすくそして転んでも頭を打つなどの怪我はない。まさに、世界1安全な格闘技戦の誕生の瞬間だった。 考案者イリエマンも大満足のようで、「このバブリングファイトは老若男女誰でも、安心してできる格闘技として浸透する可能性が十分あると感じた。タイヤ以外にも浮き輪などのサークルも使うことで、ビーチや忘年会などでの需要も更に広がると思う。」とコメント。
12月5日~7日に幕張メッセで開催された『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)で、アクトレスガールズによる『コスプレクロスオーバーバトル!アメコミ×プロレス』が開催された。 女優や声優からバレエダンサーやプロコンカフェ嬢まで幅広く所属するエンターテイメント集団アクトレスガールズたちがジョーカーやパワーガール、スパイダーマンなどアメリカン・コミックキャラクターに扮してプロレス試合を行う『アメコミ×プロレス』。ハリウッドスターが多数来日する日米の映画を扱うコミコンでは毎回大人気のコンテンツだが、今回も新キャラが登場することが予告されていた。 まずはジョーカー(茉莉)とハーレイクイン(新井みずか)が登場し会場を煽ると、スカーレットウィッチ(汐月なぎさ)、スパイダーマン(なる)、バッキー(才原茉莉乃)、スーパーガール(研菜々美)、パワーパフガールズ(みあ朝子)、キャットウーマン(水嶋さくら)、スクイレルガール(永井絵梨沙)が登場しオープニングダンス。 スクイレル&スーパーガール&パワパフの実演によるプロレスのルール説明があった後、スカーレットウィッチvsスーパーガールvsバッキーの試合へ。 バッキーとスーパーガールが連携で攻め立てていくが、スカーレットウィッチはバッキーを洗脳しスーパーガールと潰しあいをさせる事に成功。バッキーはスーパーガールの首を絞めて痛めつけ、これを離すとスカーレットウィッチがダブルチョップからバッキーがファイナルカット。さらにスカーレットウィッチがビッグブーツからスパインバスターで叩きつけてすりーかうんと。 スカーレットウィッチが勝利するが、全員がリングに上がりヒーローvsヴィランで睨み合いへ。 決着をつけるべく4vs4で再戦となり、ジョーカーらヴィランがスパイダーマンを集中的に痛めつけていく。スーパーガールがリスのぬいぐるみでキャットウーマンの気をそらし、スクイレルガールが丸め込んでいくがキャットウーマンは柔らかい身体とセクシーな動きで抜け出す。ならばとスパイダーマンがキャットウーマンをぶら下がり腕ひしぎで捕らえるが、ジョーカーがスパイダーマンのマスクを剥いでしまう。 素顔になったスパイダーマンにトドメを狙うジョーカーだったが、スパイダーマンはさかうちで反撃し、ムーンサルトプレスを投下。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)の7日、タイのプロレス団体SET UP&IWAタイランドが幕張メッセに上陸した。 『IWA Thailand』は、昨年11月12日に72歳で急逝したIWAジャパンの故・浅野起州社長の遺志を次ぐ形で今年1月にタイ・バンコクではたあげげされた団体。 元々は2012年にアイスリボンを退団したさくらえみ(旧:元川恵美)がバンコク女子プロレス『がとーむーぶ(ガトームーブ)』をはたあげげし、I.W.A.JAPAN出身であることからUMA軍団がタイにも出没。当時リングアナを務め、地元のテレビ局との交渉も行っていたのが現代表のプミだった。 がとーむーぶが日本で大会を開催する時はジャパンツアーとしていたが、元々ミックスドが多い団体でありタイも男子選手が中心であることから、2019年にプミを代表とした別会社をタイで設立し、がとーむーぶが解散してSET UPがはたあげげされた。 その後日本のがとーむーぶはチョコプロ(ChocoPro)と名前を変え、SET UPもIWA Thailandとの2ブランド展開に。今年の12月13日にはバンコクのサーカススタジオでSET UPと東京女子プロレスが同日興行を行うことも発表されている。 今回8万5千人以上が来場する東京コミコンには『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ役などのジョニー・デップ氏が来日することもありかつてないほどの混雑に。 そんな中でまずはIWAタイランドのクリエイティブをサポートする『機動戦士Zガンダム&ZZ』『ゴジラvsデストロイア』『鎧伝サムライトルーパー』等のデザインや映画『怪奇タクシー』監督を務める岡本英郎氏がプミとトーク。 プミは「日本の方々がタイにプロレスを持ち込んでいただき、今はオリジナルコンテンツとしてビジネスをさせていただいています。私と岡本さんで一緒に作っています。タイ独自のプロレスを作り上げられたと思っています。タイにはムエタイがあり、そのプロモーションを学び良い形でプロレスに活かしています。新しいファンにも昔のプロレスファンにも訴えかけられるものになっています。5年間の活動の中でIWA、新日本、DDT、NOAH、スターダム、東京女子、チョコプロなど様々な団体と協力関係を築き今になっています。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025(以下東京コミコン)』で、小橋建太さんとLiLiCoさんによるトークショーが行われた。 東京コミコンとは、8万5千人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。 今年は『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ役などのジョニー・デップ氏、『ロード・オブ・ザ・リング』フロド・バギンズ役などのイライジャ・ウッド氏、『グーニーズ』マイキー役などのショーン・アスティン氏、『DEATH STRANDING』主人公のノーマン・リーダス氏、『インディー・ジョーンズ/若き日の大冒険』インディー・ジョーンズ役のショーン・パトリック・フラナリー氏、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』40周年を記念してドク役のクリストファー・ロイド氏、ロレイン・マクフライ役のリー・トンプソン氏、ビフ役のトム・ウィルソン氏、ジェニファー役のクローディア・ウェルズ氏など20人以上が来日している。 今回会場内のリングステージに後楽園ホールを有する『Tokyo Dome City』が協力し、小橋建太トークショー&ウナギ・サヤカプロデュース試合が行われる事に。 ウナギが破天荒な試合を繰り広げた後、小橋建太さんがLiLiCoさんとともにリングに登場した。LiLiCo「今日はどんなお話が聞けるのか、あんまりなんかプロレスの話ではないという雰囲気ですよね」小橋「そうですね」LiLiCo「実はあの、今回小橋さんはコミコンが初めて来られたということですよね」小橋「はい」LiLiCo「Instagram、先ほどちょっと拝見させていただきました。可愛い写真がアップされたんですけれども、会場をご覧になってどうですか?」小橋「いや~すごいですね。熱気がすごくて。僕はゴジラと写真撮れてよかったです」LiLiCo「ハリーポッターのブースのところにも」小橋「ハリーポッターになったつもりで撮りました(笑)」LiLiCo「後ほど皆さんもぜひ可愛い写真をチェックしてください。結構アメコミのイメージがコミコンにはあるんですけど、ゲームやTVシリーズなど本当にもう様々なエンターテイベントがここに集まっています。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)の6日に、“LOS TORANQUILOS de JAPON"(ロス・トランキーロス・デ・ハポン)ないとう哲也&ぶしによるステージ『神降臨!?ないとう哲也“一歩踏み出す勇気”まつり』が開催された。 ないとうは2006年に新日本プロレスでデビューし、2008年からは高橋裕二郎とNO LIMITを結成し活躍。2011年にNO LIMITを解散し、2015年にメキシコでラ・ソンブラやルーシュらのロス・インゴベルナブレスに加入する。同年に日本でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンをぶしらと結成し、その後の高橋ヒロムや鷹木信悟の加入もあり人気ユニットとして新日本プロレスを牽引してきた。 しかし今年5月にないとうはぶしとともに新日本プロレスを退団し、ぶしとともにロス・トランキーロス・デ・ハポンを結成。海外団体への出場はあったものの国内では試合に出場せず、この日が久々のリング登場となった。 先月ないとうが社長を務める株式会社UNPASO社が、業務委託していた人物の不適切な行為が発覚したという理由で倒産したと報道があったこともあり、何を語るのかに注目が集まっていたこのステージ。 リングに登場したないとうは「試合以外で幕張メッセを見るのは新鮮。日本のリング上は新日本辞めてからは初めて。海外でSPW世界ヘビー級のベルトをとって、今まで色んなベルトを取ってきた中ですごいしょぼいベルトですよ。すごい軽いし、ただ、ただ、そんなベルトだからこそ、今ないとう哲也が巻いたことに寄って注目を浴びてほしいし、今まで以上にそのベルトの注目度が上がるように俺がしていきたいなと。今日忘れちゃいましたけどね。皆様に見せたほうが良かったけどね」と挨拶。 先日ないとうの弟子となったRYUSEI(りゅうせい)を呼び込むと、RYUSEIは「今横にいるないとうさんを超える選手になりたいと思います。新日本を一度クビになったんですけども、レスラーになるのを諦められなかったっていうのと、そもそも新日本選んだのがないとうさんいるからなので、新日本に未練はなくないとうさんを追っていく、それが自分のやりたかった方向なので」と思いを語る。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025(以下東京コミコン)』で、『Tokyo Dome City Presents 小橋建太 トークショー&ウナギ・サヤカ プロレス』が開催。ウナギ・サヤカがプロデュースする試合が行われた。 ウナギは2019年1月に東京女子プロレスでデビューし、その後スターダム所属になるも自由すぎたためクビに。檻から解き放たれたウナギは全日本プロレスで諏訪魔と壮大な痴話喧嘩を繰り広げたり、大仁田厚と電流爆破戦を行ったり、ぜろわんの火祭り参戦を果たしたりと男子プロレス界でも大暴れ。 その勇名は海外にも轟き、アメリカの女子団体『KITSUNE』では初代王座を戴冠し、メキシコの最大手団体『CMLL』の日本女子王座も戴冠。その勢いのまま昨年1月には後楽園ホールで自主興行を開催しチケット完売。今年2月16日には女子プロレス史上初の聖地・後楽園ホールにおけるワンマッチ興行で里村明衣子とのシングルマッチを行い超満員札止めにし、4月には両国国技館大会を成功に収めた……かに見えた。 蓋を開けてみると両国国技館大会で1600万円の借金を負い、自主興行7番勝負のうち5大会が会場が押さえられていなかったというトラブルも発覚。今年8月の1番目・東京ドームシティ野外大会では前日まで台風直撃の予報が出るなど弱り目に祟り目のウナギだったが、当日は台風一過の灼熱の天候下で大会を大成功に導くなど再起した。 さらに新宿FACEでの連戦も復活し、9月29日には本間多恵(10月13日引退)、10月2ついたちには加藤園子(11月23日引退)、11月19日にはみやざきゆき(2026年1月ついたち引退予定)、12月25日にはゆう(12月28日引退予定)、2026年1月9日には世羅りさ(2026年1月12日引退予定)というプロレス界から去ることが決まった選手たちと対戦していくシリーズを発表。2月ついたちの後楽園ホール大会までウナギは歩みを止めず傾き続ける覚悟だ。 今回ウナギがプロデュース試合を行う東京コミコンとは、8万5千人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。
4日(木)、PURE-J道場・亀アリーナにて練習生の未愛(みあ)がプロテストに挑戦。基礎の運動から受け身、ロープワーク、スパーリングと続き、「とにかく筋トレが大好きで3年間ぐらい続けてたので、スクワットが80kgぐらいは持つことができます」と自己PR。その後、合格が告げられた。 スポーツクラブ退職後にプロレスを見て感動したという未愛は、その日のうちにプロレスラーになることを決意。週1回のボリショイCえるえーSS(※道場でのマンツーマンのレッスン)に通い、10月にPURE-Jへ入門した。目標の選手はコマンドボリショイで、「小っちゃいんですけど存在感のある選手になりたいと思います。まだまだできないことが多いんですけど、あきらめずに続けていきたい」と意気込み。ボディビルの大会に出場経験があり、「人前に立つのはけっこう好き」と笑顔を見せる。負傷明けでのプロテストで、入門からの期間も短いことから年内のデビューは見送られそうだが、引き続きトレ-ニングを重ねていく。★PRおぶILE 本名非公開。1998年4月27日生まれ(27歳)。茨城県北茨城市出身。身長151cm、体重56g。スポーツ歴はバレーボール、陸上。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)の6日に、怪獣プロレスが参戦した。 『怪獣プロレス』とは雷神矢口(矢口壹琅)が今は亡き盟友・ハヤブサさんとともに昔から構想を練っていたというエンターテインメント団体。怪獣研究家UMA研究家の山口敏太郎と中沢健による解説や、電車に乗った事がある人なら大多数が聞いたことのある案内ボイスのクリステル・チアリによるリングアナ、世界的に有名な怪獣造形作家・赤松和光によるキャラクターデザインなど豪華な面々が協力。 また、出演俳優も仮面ライダー2号(一文字隼人)役として知られる佐々木剛、ウルトラシリーズや『超人バロム・1』の白鳥健太郎役として知られる高野浩幸、ウルトラシリーズやあまたの戦隊モノに出演している萩原佐代子など特撮界隈のレジェンド俳優たちがあまたく出演している。 今回はオーディションを勝ち抜いた怪獣ガールズのあしゃるんさん、兎神結愛(とがみゆあ)さん、天羽えう(あもうえう)さんも参戦しお披露目ライブからスタート。 マクドナルドのハッピーセットでもらえる『未確認生物UMA図鑑』を監修した中沢健さんが解説を行う中で、UMAのヒバゴンや宇宙人の甲府星人、1つ目の大怪獣ギョロンや小巨獣マミトラーが大暴れ。 ジョーズ日本公開50周年記念(1975年12月6日公開)で会場に現れていた河崎実監督『松島トモ子 サメ遊戯』のサメと、夏目大一朗監督『Loveshark(ラブ・シャーク)』のサメが乱入し、勝利したマミトラーが食べられてしまう。それを銀河共和国のプリンセス・プリンセスミナモトが救出する。 そんな中で二足歩行を得た爬虫人類の大怪獣ブルゲーターがマルチバースから来た女王ラ・メルネイ(萩原佐代子)とともに登場し、ミナモトに付き従う鞍馬山で幼少期の牛若丸に武術を教えた山伏である怪鳥カタガラスを洗脳してしまう。 怪獣たちに襲われてピンチになるコミコン会場。雷神矢口たちも必死に抵抗を試みるがやられてしまい、絶体絶命の状況に現れたのはキャプテンLEONA。父であるふじなみたつみは1980年代の雑誌『POPEYE』でキャプテン・アメリカのコスプレをしていたことがあり、その父の意志を継ぎLEONAはキャプテンLEONAへと変身を遂げた。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)の5日に、女子プロレス団体『STARDOM(スターダム)』によるスペシャルマッチが開催された。 スターダムは現在活動している女子プロレス団体において世界トップの団体であり、Youtubeの登録者数も144万人と世界への影響力も強い。今年は上谷さやのフジテレビ系番組『千鳥の鬼レンチャン』やTBS系朝番組『ラヴィット!』シーズンレギュラー出演により一般知名度が急上昇し、タレントでYoutuberのフワちゃんが正式に所属選手となり12月29日両国国技館大会で女子プロレスラーとして再デビューするなど話題を振りまいてきた。 『スター・ウォーズシリーズ』初となる実写ドラマ作品である『マンダロリアン』シーズン2にてコスカ・リーヴス役を務めたメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)はSTARDOMに幾度も参戦し、第2代IWGP女子王者や第4代STRONG女子王者となっていた。 そのスターダムが、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』40周年記念や『ジョーズ50周年記念』などでジョニー・デップ氏を筆頭に20人以上のハリウッドスターが来日している東京コミコンで試合を行うことに。 2023年の東京コミコン時にオーランド・ブルーム氏との2ショット写真で話題となった映画好きのレディ・Cが、グラドルレスラー姫ゆりあ(ひめゆりあ)と元陸上自衛官の儛島エマ(まいしまえま)を相手に3WAYマッチへ。レディ・Cが後輩たちに活き活きとした試合運びを見せ、ゆりあをコブラツイストで絞り上げ、エマの顔面にビッグブーツを叩き込み勝利。 壮麗亜美(そうれいあみ)&八神蘭奈(やがみらんな)は、パンクロックなビジュアルレスラー古沢稀杏(ふるさわききょう)と急遽タッグを組み、20代ギャルユニット『NEO GENESIS(ネオジェネシス)』の星来芽依(せいらめい)&天咲光由(あまさきみゆ)&AZMと対戦。 AZM(あずみ)は朝から東京コミコンへ家族で来場し、母へ『DEATH STRANDING』主人公などのノーマン・リーダス&『インディー・ジョーンズ/若き日の大冒険』インディー・ジョーンズ役などのショーン・パトリック・フラナリーとのショットをプレゼントしていた。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)で、5日にアクトレスガールズの『アクトリング』が開催された。 女優や声優からバレエダンサーやプロコンカフェ嬢まで幅広く所属するエンターテイメント集団アクトレスガールズによる『アクトリング』は、女子プロレスラーと女優たちによるミクスドメディア作品として宇宙海賊や怪盗シスターズなど様々なキャラクターに扮して闘うファンタジープロレス舞台。 『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ役などのジョニー・デップ氏、『ロード・オブ・ザ・リング』フロド・バギンズ役などのイライジャ・ウッド氏など20名以上のハリウッドスターが来日し、8万5千人以上が来場する東京コミコンに総勢22人のアクトレスガールズたちが宇宙海賊、忍者、侍、魔法少女など様々なユニットに別れてリングに登場した。 第1試合の忍者の葉隠vs怪盗シスターズ-Bijou-では、葉隠忍をBijouのエメが反則攻撃で痛めつけていくが、忍が忍法ぶら下がりの術(=ぶら下がり首4の字)で捕らえて反撃。忍と雀が連携攻撃を見せ、忍が様々な忍法で攻め立てる。だが相手の技を奪う怪盗であるエメが忍の忍法をカウンターのスパインバスターで叩きつけて勝利した。 宇宙海賊Sheloll(シェルオル)vs一般人による桃華雪(仮)(タオファシュエカッコカリ)は、武術を得意とする一般人の大狼悠希(おおがみゆうき)が果敢に立ち向かっていくも、圧倒的な力を持つ宇宙海賊のメルジェリーに組み伏せられ、アドのハイスピードな動きに翻弄される。だがそこへパンダに扮したパンツァイが出てきて場を和やかにごまかすも、シェルオルリーダーであるカリーナが強烈な蹴りで迎撃。さらにアドとアネモネの連携攻撃がきまるが、肉まんを大量にリングに投げてリンリンが救出する。意外と互角の勝負を見せるも、最後はアドがフルムーンプレスを投下しすりーかうんとを奪った。 アクマで社畜の株式会社サタン・ザ・ワークスvs-魔法少女育成計画-Star magical☆project(スターマジカルプロジェクト)は、社畜であるサタンザ・ワークスが握手の代わりに名刺交換を申し込み試合開始。
12月5日~7日に幕張メッセで開催されている『東京コミックコンベンション2025』(以下東京コミコン)の5日に、映画『ブゴン対ジュンダ対レイガ 別府最大の決戦』スペシャルトークショーが開催された。 新型コロナウイルスの影響で活気を失った別府市を『映画の力』で盛り上げようという思いから発足した『別府短編映画制作プロジェクト』にて、『ウルトラマンZ』(2020)・『ウルトラマンブレーザー』(2023)など様々なウルトラマンシリーズを手掛ける田口清隆監督の映画『大怪獣ブゴン』の第2弾『ブゴン対ジュンダ対レイガ 別府最大の決戦』の撮影が行われる事に。 本来第2弾が作られる予定はなかったが、田口監督が全日本プロレスを初観戦したところ迫力あるパフォーマンスと個性的なキャラクターに感銘を受け、斉藤ジュン&斉藤レイのSAITO BROざRSと安齊勇馬で「この3人なら新たなブゴンの物語が作れるのではないか」とインスピレーションがとまらず制作が決定。この熱意を受けて全日本プロレスが全面協力することとなり、あおやぎゆうま&青柳亮生の青柳兄弟なども出演することとなった。 本作品は2026年夏公開予定となっており、そのスペシャルトークショーを8万5千人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント『東京コミコン』で行うことに。『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウ役などのジョニー・デップ氏を筆頭に20人以上のハリウッドスターが来日している中で、ウルトラマンオーブの宿敵・ジャグラスジャグラーとしても人気を博した本作プロデューサーの青柳尊哉氏、全日本プロレスの斉藤ジュン&斉藤レイ、安齊勇馬、ヒロインで『ウルトラマンX』高田ルイ隊員役などを務めた百川晴香氏がリングステージに出演した。 まずは制作会社のプロデューサー森田真帆さんからブゴンについての説明があり、各出演者がリングへ。実際のホテルを爆破したシーンについての話題となり、ジュンは「撮影めちゃくちゃ楽しくて、以前電流爆破の経験があるんだけど、あの爆破シーンはとにかくすごかったな。結構鳥肌が立った。楽しかったから2回3回したかったけど1回しか出来なかったな。またやりたいね。楽しかった」と興奮。
4日、東京みやこ・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37-ざ 20th あにばーさりー-[20周年記念大会]』が開催。ケンドー・カシンが永田裕志の去就を心配した。 この日の第4試合では、永田裕志&間下隼人vs藤田和之&ケンドー・カシンのタッグマッチが実施。 【はぐれIGFインターナショナル】として暴れていたカシン&藤田が久々にストロングスタイルプロレスに降臨することが話題となっており、永田にとってはひとしおの思いがある相手。そして間下は子供の頃から憧れていた大物たちに囲まれるプレッシャーのかかる試合となった。 藤田とカシンは木原文人を連れて3人でリングイン。木原はマイクを奪い取り、タイガー木原リングアナとしての立場に。3人で赤まむしドリンクで乾杯してからはぐれIGFインターナショナルの2人の選手コール。この試合の担当レフェリーは和田良覚であったが、「レフェリー、和田京平!俺の知ってる和田は京平なんだよ!」とコール。 場内からブーイングが起きる中で永田が木原をボディスラムで叩きつけて制裁し、場外乱闘となる中で試合開始。 永田はカシンにエルボーやミドルキックといった打撃技で真っ向勝負を仕掛けていくが、カシンは命乞いからの急所蹴りなどマトモに相手にせず。それでもコーナーでぶら下がり式首4の字固めを見せるなど要所要所で往年の技が光った。終盤には永田がカシンに、間下が藤田にうでがためを極める競演もあったが、最後に藤田と間下の対面となると、そこには絶望が待っていた。 間下はジャンピング・ケンカキックやリアルデンジャラス・バックドロップといった大技、そして初代タイガーから授かった奥の手であるFSR(※フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)を立て続け放つが、藤田は涼しい顔で起き上がる。間下がロープに飛ぶが、藤田はラリアットで迎撃。1発は倒れず耐えた間下だったが、2発目でなぎ倒される。藤田はロックボトムから、四つん這い状態の間下へ強烈な顔面蹴りを2連発。これですりーかうんとを奪った。 バックステージに戻ったカシンは、試合については一切触れず「なにか1つ足りないだろう。ピースがもう1つ。その答え合わせをするために今回来たのに、1つ足りない。それはなんだ?大仁田さんだよ、大仁田さん。大仁田厚が足りなかった。
4日、東京みやこ・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37-ざ 20th あにばーさりー-[20周年記念大会]』が開催された。 この日の第2試合では、ザ・グレート・サスケ&タイガーマスク&ハヤブサvs日高郁人&政宗&あべふみのりの6人タッグマッチが実施。 サスケ&タイガーマスク&ハヤブサのトリオが揃うのは、1999年東京ドームで行われたジャイアント馬場さんの引退記念試合以来約26年ぶり。 初参戦となる2代目ハヤブサは「厳密には自分はその東京ドームのリングには立っていません。ですが、あの頃と変わらないと思っていただけるように、自分らしく、ハヤブサらしく試合をしたいと思っています。佐山先生が見て恥ずかしくない試合をし勝利したいです」とこの試合に向けた意気込みを語っていた。 試合は、序盤こそ日高が「マスク取るぞ!」とマスクを剥ごうとする虎ハンターとなったり、坐禅を組んだサスケが何度蹴り倒されても起き上がり小法師のように跳ね起きてくるムーブを見せたりとコミカルな雰囲気で進行。 しかし、コミカルな流れには参加していなかった政宗がハヤブサに骨喰(※アンクルホールド)で一気に勝負をかけに行くと試合全体の空気がガラリと変わる。終盤にはベテラン勢も我先にと飛び込んでいって6人それぞれ技を乱れ撃つ激しい展開に。タイガーがケブラドーラ・コンヒーロ、サスケがエプロンからのセントーン・アトミコ、ハヤブサがトペ・コン・ヒーロと華麗な技が立て続けに飛び出していく。 最後はタイガーと政宗の対面。政宗もスーパーのクロスボディを蜻蛉切(※変形パワースラム)で切り返すなど最後まで抵抗を見せるが、最後はタイガーがさかうちからそのまま十字固めで押さえ込んですりーかうんとを奪った。 上機嫌でバックステージに戻ったタイガーは「こういう、自分自身も今日ワクワクするようなカードでしたよ!」と大喜びで2人と握手。サスケも「1999年の東京ドーム以来だよこれ。大変なことだよこれ!」と大はしゃぎ。 サスケが「自分で言うのも申し訳ないけど、ジュニア最強トリオだから。タイガー、これはもう引退撤回だな!」と2026年7月に引退を決めているタイガーに翻意を促すも、タイガーが回答に困って苦笑いしているとサスケは1人先に立ち去る。
4日、東京みやこ・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37-ざ 20th あにばーさりー-[20周年記念大会]』が開催。村上和成&高橋“人喰い”義生のタッグが初代SSPWタッグ王座戴冠を逃した。 高橋“人喰い”義生は藤原組でプロレスラーとしてデビュー。ぱんくらすはたあげげ戦から参戦し、初代ヘビー級王者(KOP)を戴冠したほか、UFCで日本人として初めてグレイシー一族から勝利を収めた偉業を成した選手。PRIDEでも熱い闘いを見せてきたことでプロレスファン以外からの認知度も高い。 2013年に現役を引退したものの、2017年に佐藤ひかる主催のハードヒットにて現役復帰。56歳と高齢ながら眼光の鋭さや時折見せるキレのある動きは全盛期のそれと変わらぬものを見せる。 今年9月のストロングスタイルプロレス(SSPW)では、スーパー・タイガー&竹田誠志vs村上和成&川村亮のタッグマッチが実施。この試合では人喰い義生も自身の引退試合&復帰戦の相手として縁深い川村のセコンドとして参戦したが、村上がスーパー・タイガーから丸め込みで敗れるという結果に終わる。 これに納得がいかない村上が怒り狂って暴れ始めると、人喰い義生もリングに上がって大乱闘。村上は平井代表にSSPWタッグ王座戦の新設を強要し、村上&人喰い義生がスーパー&竹田と初代王座決定戦を行うことを強引に決定。 人喰い義生も「カール・ゴッチ、そして藤原喜明の弟子、人食い義生が食ってやるよ。俺が2人から教えてもらったストロングスタイルプロレスとはちょっと違うスーパー・タイガーに俺が本物のストロングスタイルを教える」と自信を見せていた。 この日のメインイベントでは、村上の思惑通りスーパー・タイガー&竹田誠志vs村上和成&高橋“人喰い”義生の初代SSPWタッグ王座決定戦が実施。 格闘技に精通しているスーパーはもとより、現在はデスマッチのイメージが強い竹田も師匠は田村潔司でありZSTやDEEPなどにも参戦歴を持つ格闘技にも対応できる選手。エンタメ寄りになっている現代のプロレスに逆行する殺伐とした”格闘技としてのプロレス”が見られるのではないかと期待が高まっていたカードだ。
東京女子プロレスが12月3日、みやこ内で「東京女子プロレス'26」(2026年1月4日、後楽園ホール)に向けて、公開記者会見を行った。イッテンヨンで練習生のアンリ(仮)、シオン(仮)がデビューすることが決定。対戦カードは、高見汐珠&アンリ(仮)vs小夏れん&シオン(仮)と発表された。 高見は「私はこのデビュー戦に対戦相手として、チームとして組むということを初めて聞いたときは正直思っていなかったことなので、とても驚きましたし。少しだけ不安な気持ちもありました。でもプロレスラーとして一生に1度しかない大切な機会に携わらせていただけるということなので。東京女子の現在もそして未来は明るいということを見せます」と話した。 アンリ(仮)は「この度、イッテンヨン後楽園でデビューさせていただくことになりましたアンリです。汐珠さんとデビュー戦をさせていただくということで、ふだん一緒に練習させていただいてるんですけど、すごい心強い方なのでとても楽しみに思っています。これからプロレスラーとして皆さんに応援してもらえるようなレスラーになれるように努力して精進していくので、これからよろしくお願いします」と意気込んだ。 対する小夏は「私自身、今回が初めてのイッテンヨンなんですよ。その初めてのイッテンヨンが今までお客さんとして見てた側だったんですけど、今回は出る側としてイッテンヨンを迎えるっていうのがすごくうれしいですし、楽しみです。そんな楽しみなイッテンヨンのカードが私にとって、初めての後輩2人のデビュー戦ということで、すごく光栄だなって思ったんですけど、実際ちょっとプレッシャーでもあります。私には同期がいないので、後輩2人と下の世代から東京女子を盛り上げていけるように頑張りたいなと思います。そして今月でデビュー半年を迎えたんですけど、2人とは7ヵ月くらいですね。半年くらいのキャリアの差しかないんですけど。今まで半年の中で先輩から教えていただいたことだったりとか、試合で積み重ねてきた経験値を、先輩らしいことはできるか分からないんですけど、2人がデビュー戦を終わった後に、楽しかったって思ってもらえるように一生懸命サポートしていきたいなって思ってます」と述べた。 シオン(仮)は「1月4日の後楽園ホールでデビューさせていただきますシオンです。
東京女子プロレスが12月3日、みやこ内で「東京女子プロレス'26」(2026年1月4日、後楽園ホール)に向けて、公開でタイトルマッチ調印式及び記者会見を行った。正式にチームを組んで、プリンセスタッグ王座(王者組=かみふくゆき&上原わかな《Ober Eats》)に挑む、愛野ユキと風城ハルがベルト獲りに向け覚悟を示した。 11・29大阪で風城が愛野にタッグ結成を熱望し、愛野が快諾。その日のうちにかみふく組に挑戦アピールし、タイトル戦が決まった。 愛野は「ハルから大阪でタッグを組みたいと、まっすぐに熱烈な気持ちを伝えてもらって。きっと(天満)のどかやアニキ(みずなみりょう)の名前を出すことはすごく覚悟が必要だと思うのに。そこまでして私と組みたいって選んでくれてホントに光栄でした。だから私はその覚悟に応えたいって思いました。タッグを組むならベルトを獲りたい。それが私の覚悟です。だからハルと約束したパートナーを信じて、応援してくれるみんなを信じて、そして自分を信じて、チャンピオンであるOber Eatsに挑みたいと思います」と力を込めた。 パートナーの風城は「私は自分からやりたいことを発信することが苦手で。ユキさんとすごく組む機会が増えてからも、ユキさんのやることについていくだけで。自分から行動することができなくて。それでもこんな状態でも、ユキさんとずっと一緒に戦っていきたいって思ったのは、自分のカラを破るトリガーがユキさんだと思ったから。ユキさんの隣に立つ風城はもっともっと大きくなれると思ったからです。推していたから、大好きだから、それだけじゃユキさんの隣は務まらないと思ってます。風城ハルとして、自信を持って、欲張りに生きていきたい。だからこのプリンセスタッグのベルトをユキさんと一緒に巻きます!」とベルト獲りを誓った。ここで、挑戦者組の2人はチーム名を「春雷烈火!!プリズムグリード」と発表した。 V3戦に臨む王者組の上原は「私はこの9月にかみふくさんとベルトを獲ってから、達成した目標が一つあります。それが年内ベルト防衛。次はイッテンヨンということで、それは達成したんですけど、まだ達成してない目標が…。それは東京女子をもっとたくさんの人に知ってもらうということです。今、Ober Eatsは東京女子で一番影響力のあるタッグだと自負しています。