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日本時間の未明にかけてまずG7=主要7か国による会合を開いて声明を発表しました。<br><br>声明では、急速な円安ドル高などを念頭に「ことしに入って多くの通貨の変動が激しくなっていることを認識している」と懸念を示し、「金融市場の動きを注視していく」と表明しました。<br><br>この後、日本時間の午前7時半からはG20の初日の会議がはじまり、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴うエネルギー価格の高騰や食料危機の問題、それに記録的なインフレやアメリカの利上げなどの影響で世界経済の減速が懸念される中、為替政策や、新興国の債務問題への各国の対応について意見を交わしています。<br><br>一方、日本としては、先月、24年ぶりに行ったドル売り円買いの市場介入について、投機的で一方的な動きに歯止めをかける対応だったことを説明し、各国の理解を得たい考えです。